earfun UA100 レビュー


こんにちは。ぽぷりです。・ω・

今回もドングルDAC。日本でも正規に販売されている商品になります。

製品はearfun UA100です。earfunというと皆さんTWSを思い浮かべると思いますが、なんと今回Shanlingと協力して有線イヤホンとDACを出してきました。驚きです。

9,980円という値段設定にも驚きですが、2023年10月15日まで創立5周年記念セールとして30%offの6,986円というありえない値段で買うことができます。

ではいってみよう。


※【重要】こちらの記事はiPhone15で検証しています。その結果気が付かなかった重大な発見がありましたので、iPhoneで使おうと思っている方、Androidでもボリューム制御等に困っている方は事前にこちら↓の記事をご一読いただくことを強く推奨いたします。

earfun UA100について評価を分けかねない重大な発見をした

以下のレビューは上記の発見をする前のものであることをご留意ください。



見た目とか

見た目はそのまんまShanling UA2 Plusです。

Shanling UA2 Plusは日本デビューしていないので、まさかのearfunが先に国内発売(しかも安く)することとなりました。

そのまんまShanling UA2 Plusでロゴが違う


裏面は型番とか認証とか


3.5mmと 4.4mm端子


反対側にはUSB-C


下部にはUSBモードを1.0に切り替えるMODEボタン


まあまあなケーブルがついてくる



スペックとか

DAC: ES9038Q2M
対応フォーマット: PCM 768kHz/32bit及びDSD512
OPAMP: デュアルRT6863
出力: 195mW@32Ω
S/N: 121dB
THD+N: 0.0008%
出力ポート: 3.5mmシングル+4.4mmバランス
重量: 10.6g

このような形です。

ES9038Q2M搭載でOPAMPもRT6863を搭載しているもの、かつ3.5mm, 4.4mm両対応では最安の部類に入ります。というかセール価格ならぶっちぎりで最安。(3.5mmだけでES9038Q2M採用で最安は他にあるのですが、それはまた別の機会に。)

残念ながらボリュームボタンはありません。その代わりMODEボタンを押しながら接続すると USB1.0接続となり、Switchなどでも使えるのがウリです。

じゃあオーディオを聞いているときのUSB2.0接続では意味のないボタンなのかというと、実は再生・停止ボタンとして機能します。



今回決め手になったもの

  • ES9038Q2M搭載
  • オペアンプ情報も公開している
  • 単純に激安

最高峰のモバイルDAC ES9038Q2M搭載でセール価格とはいえ7000円以下、通常時でも1万円以下。

安すぎます。

OPAMPも安心のRT6863。

Shanling製という安心感もプラス要素ですね。



気に入っているところ

  • 音が滑らか
  • 意外とコンパクトで軽い
  • ボリュームボタン非搭載だがとっさに再生停止できるのはよい

ES9038Q2MにOPAMP RT6863を搭載したことで音の細やかさとボーカル域の滑らかさを両立しています。ほんとに最近はRT6863が人気ですね。その理由がよくわかる音です。

それと3.5mmと4.4mm両搭載にも関わらず結構コンパクトで軽いのでつけていて邪魔になりません。

ボリュームボタン非搭載なのは非常に残念でしたが、MODEボタンでスマホ本体を触らずにとっさに再生停止できるのは例えば車内アナウンスを聞きたいときとかに超便利なので意外とありがたい機能です。



微妙なところ

  • 今のところearfun公式サイトとAmazonのみの販売 ※他のECサイトでの購入やeイヤホンでは店頭試聴も可能になりました。
  • パワー設定が強すぎて小音量時にホワイトノイズがある
  • ハードウェアボリュームがない

こんなところでしょうか。

今のところ販路はearfun公式サイトとAmazonのみと限られていて試聴もできません。(どちらで買ってもAmazon倉庫から発送されます。)※他のECサイトでの購入やeイヤホンでは店頭試聴も可能になりました。

そして初期設定パワーが強すぎてインピーダンスが低いイヤホンではホワイトノイズが出ます。

だからこそハードウェアボリュームを搭載してほしかったと強く思います。



まとめ

  • 安心のShanling製
  • 音はちゃんといい音。 ただしボリューム調整は難儀する。
  • コンパクトで取り回しがしやすい
  • 事前に試聴ができない

やはりShanlingとのコラボと明言したのは正解だったと思います。安心感が違いますね。

音質も万全でドングルDACとして不足なし、ただしパワー設定が強すぎるのでホワイトノイズがあるのと、ボリューム調整には難儀します。(スマホの音量1とか2でもすでに結構デカい音)

このようにちょっとクセがある割にまだ店頭販売はしていないので試聴できないのが痛いですね。

多分近々ヨドバシとかには置かれるとは思うのですが。

※他のECサイトでの購入やeイヤホンでは店頭試聴も可能になりました。

ちなみに今回は待望のUSB-CになったiPhone15で試聴しています。問題なく動作しましたよ。

まとめはざっくりこんなところかな。


まだ紹介していないものがたくさんあるので、多分ドングルDACのレビューはまだ続きます。

では、今回はこのあたりで。(=゚ω゚)ノ


※【重要】記事のトップで以下のリンクに飛ばなかった方、改めて重要なのでご一読ください。

こちらの記事はiPhone15で検証しています。その結果気が付かなかった重大な発見がありましたので、iPhoneで使おうと思っている方、Androidでもボリューム制御等に困っている方はこちら↓の記事を追加でご一読いただくことを強く推奨いたします。

earfun UA100について評価を分けかねない重大な発見をした

ぽぷりのLeave me alone.

オーディオ歴20年以上のとある販売員が突然始めたブログ。(*´꒳`*)

0コメント

  • 1000 / 1000