HAAFEE DA01 レビュー
こんにちは。ぽぷりです。・ω・
今回もドングルDAC。ただし日本での取り扱いがない製品になります。
製品はHAAFEE DA01です。Aliexpressにて12539円でした。
AK4493と人気のオペアンプRT6863で構成されており、3.5mmシングルエンドと4.4mmバランスに対応しています。
ではいってみよう。
見た目とか
見た目は(知ってる人は知ってる)いつものHAAFEEのなんの変哲もないアルマイトアルミニウムの直方体です。相変わらず潔い。自分はこう言う潔さは好きよ。
上側にはロゴ、製品名、インジケーターのみ
裏側は何もなし
3.5mmと4.4mm端子
反対側にはUSB-C
サイドにはボリュームボタン
スペックとか
DAC: AK4493
OPAMP: RT6863 x2
入力: USB Type C
出力: 3.5mm(SE) + 4.4mm(BAL)
対応インピーダンス: 最大300Ω
シングルエンド: 最大125mw
バランス: 最大250mw
PCM: 32bit/768kHz
DSD: DSD64/128/256/512
素材: アルミニウム
ガレージメーカーなのでちょっと情報が少ないのですがこんな感じ。
AK4493搭載かつ低価格(12000円くらい)というのが売りですね。
アルミなので軽いです。実測24gですね。(本体のみ)
今回決め手になったもの
- AK4493搭載
- オペアンプ情報も公開している
- ボリュームボタンが付いている(罠でしたが...)
AK4493搭載のドングルDACって少ないですよね。日本に進出してるやつだとiBassoのDC01とかShanlingのUA3くらいじゃないかな。
またオペアンプ情報もちゃんと公開してて好感が持てるし、ちゃんとRT6863ですからね。期待値は高まります。
あとボリュームボタン、賭けだったんですけど残念ながらOS連動でした。
気に入っているところ
- やはりESSとは違うAKMサウンド
- 軽い
- iOSでも動く
音の根幹となるDACが違うとOPAMPが同じ機種でもやっぱり音は違いますね。滑らかで繊細なベルベットサウンドです。ESSの音は疲れるけど繊細さは維持したいという方におすすめ。繊細さより穏やかさならシーラスロジックとかが良いと思いますよ。
あとドングルDACで結構重要な重量が軽いこと。シンプルにメリットです。
iOSでも電圧不足なくちゃんと動くのが良いですね。iOSではOS連動ボリュームでも酷いノイズは出にくいのでまあまあ使えますから。
微妙なところ
- OS連動ボリューム
- 入手が大変
- ガレージメーカーなのでWebサイトも見つけられないし情報が少ない
やっぱりOS連動ボリュームは本当に残念でした。Androidだと低音量時にやはりデジタルノイズが酷く聴けたものではありません。UAPPとかを使うしかないですね。サブスクは無理。Android14で改善されるという噂もありますが果たして...。
あとは単純に入手は海外通販のみとなります。また、ガレージメーカーなのでWebページも見当たらないし、何かあった時の連絡などは全て英語かつセラー経由になります。そのため話が通じやすくするようにAliexpressのHAAFEE公式ストアで買いました。なので全体的に初心者向けではないですね。
まとめ
- 音はかなりよい
- 見た目はシンプルで好印象
- 購入には慣れが必要
- 必要OS連動ボリュームなくなれ
音は満足度高いです。一応300Ωまでいけるパワーもありますし(現実には150Ωくらいまでが現実的でしょうが)、変なノイズとかもないです。
あと見た目ですね。究極にシンプルです。
購入はAliexpress等を使える人限定になりますし、サポートも一抹の不安は残りますので、やはり初心者は手を出さないが吉かもしれません。
そして最後「OS連動ボリュームなくなれ」これを全ドングルDACメーカーに伝えたい。(本気
本気というか実際にメールできるところには提案してみたりしてます。もちろん友好的にですよ。
というわけでちょっとマニアックで上級者向けの製品のご紹介でした。
では今回はここまで。(・ω・)ノシ
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