earfun UA100 について評価を分けかねない重大な発見をした


こんにちは。ぽぷりです。・ω・

まず、こちらは(2023/10/24現在)の情報になりますのでその点ご留意ください。

今回は前回レビューで取り上げたドングルDAC earfun UA100について評価に影響を与えかねないことを発見したので共有します。

日本でも正規に販売されている商品で、2023年10月15日まで創立5周年記念セールとして30%offの6,986円というありえない値段で買った方も多いでしょうし、通常時の値段でもES9038Q2MとRT6863搭載で9,980円と安いので狙っている方はまだ多いでしょう。

さて、では何を発見したのでしょう...。



何を発見したのか

まず、前回のレビューでは私はiPhone15で検証していました。そして、パワーが強すぎて音量調整に難儀していると。

また、UA100はShanlingとの共同プロダクトで、見た目はそのまんまShanling UA2 Plusです。とも紹介しました。

そこで思い立ったわけです。Shanlingのスマホアプリ【Eddict Player】でなにか弄れるのではないかと。iOS版では結局何も弄れず、特に言及する必要性を感じていませんでした。

そう、Android版【Eddict Player】に接続するまでは...。



Android版【Eddict Player】にのみ現れる項目がありそれが「要」だった

以下にAndroid版【Eddict Player】の画面を見せながら説明していきます。

まず、AndroidスマートフォンでもタブレットでもDAPでもいいのでAndroid端末を用意してAndroid版【Eddict Player】をGoogle Play Storeからダウンロードしておいてください。

立ち上げた画面が以下↓の画面になります。左上の三本線をタップしてください。

左上の三本線をタップする

 

そうすると以下↓のようなメニューが出てきます。

そのメニューの中に「USBデバイスコントロール」という項目があります。

この項目がiOS版【Eddict Player】には存在しないのです。

完全に盲点でした。

Android版【Eddict Player】にしかない項目(盲点でした)


このUSBデバイスコントロールという項目をUA100を接続した状態でタップします。

すると、「協力したんだから当たり前だろ」と言わんばかりにearfun UA100が表示されるではありませんか!ご丁寧に写真までちゃんと入れ替えて!(でもなぜか売ってないシルバー)

そんなことはUA100の説明書に一切書いてありません。

この画面に入れるなんて聞いてないんですけど!!


上の画像は私が設定を弄った後になります。

初期設定は

  • ハードウェアボリューム 90
  • Apodizing Ultra Fast Roll-off フィルター
  • ゲイン High

でした。

私は前回のレビューで「パワーが強すぎるし、そのせいでホワイトノイズも聞こえる。」と、この製品にあまり好印象を述べていませんでした。

当たり前です。こんな爆音設定を初期設定にしていたら。

iPhoneでUA100を利用したい方は、Android端末でまずゲインをLowへ、そして端末側のボリュームを最大にした状態で、アプリからUA100のハードウェアボリュームをメインで使うイヤホン等で「これ以上は絶対に使わない音量」になるまで絞ってください。(Androidの方はスマホ側のボリュームを最大で固定し、アプリでハードウェアボリュームを普段聴く音量に調整するだけでOKです)

ここでの設定はUA100をAndroid端末から抜いてもUA100本体に保存され、iPhoneでも適用されます。なので、たったこれだけの操作で爆音問題とホワイトノイズ問題とはおさらばです。

わかるかいこんなもん!!

しかもデジタルフィルターも弄れてしまうので、自分が好きなMinimum phase slow roll-off があったのでそれに変更しました。

以下↓の画像のようにフィルターはかなりの種類から選べます。そりゃES9038Q2Mだもの。

デジタルフィルターの種類もモリモリ



まとめ

この裏技は現時点(2023/10/24現在)でiOS版【Eddict Player】が対応していないため、Android端末を1台でも持っている方限定の方法になります。

そこで、前回「微妙なところ」と「まとめ」の項目で紹介した以下の部分は次のように訂正させていただきます。(太字下線)

  • パワー設定が強すぎて小音量時にホワイトノイズがあるただしAndroid端末の方、iPhoneユーザーであっても1台でもAndroid端末があれば解決できる
  • 音はちゃんといい音。 ただしボリューム調整は難儀する。ただしAndroid端末の方、iPhoneユーザーであっても1台でもAndroid端末があれば解決できる

いや、この情報は徹底してほしいです、ホントに。

こういったことがあるので普段のレビューでハードウェアボリュームボタン最高!!と毎回しつこく言っているわけです。


以上、こちらの内容は元記事のトップ付近にもリンクを貼っておくので、元のレビューは残したままにします。商品の詳細やいいところはそちらをご参照ください。

ShanlingさんiPhoneもUSB-Cになったのでアプリ更新してください。(マジで。)

では、今回はこのあたりで。(=゚ω゚)ノクッソォォォォォォォォオ!!


ぽぷりのLeave me alone.

オーディオ歴20年以上のとある販売員が突然始めたブログ。(*´꒳`*)

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