新製品ラッシュ! ZS10 & ES4 レビュー


今更感がありますが、ZS10とES4をレビューします。
 
KZは怒涛の新製品ラッシュですね。
追いかける気すら起きません。( ̄▽ ̄;)
では、まず写真比較から。
右がZS10、左がES4

見ての通り型番の系列が違うにもかかわらずそっくり。見るからに姉妹品ですね。
KZの型番整理がイマイチわかりません。( ̄▽ ̄;)
 
ZS10は驚きの4BA 1DD。ES4は1BA 1DDです。
Amazonにてそれぞれ6500円前後、3300円前後です。
 
【結論 : どっちも普通にいい音】
はい、レビュー終了。(*´꒳`*)
 
...冗談はさておき。
文字通り普通にいい音なんです。( ̄▽ ̄;)
 
まず、ZS10。
本体を見ての通りネットワークがしっかり組まれていて音質調整を頑張っているのが伺えます。
ネットワーク基盤が見える

結果として中華イヤホンにありがちな、ただ多ドラ入れましたという音ではなく、まともになっています。
低域から高域まで繋がりよく、DDのいいところ、BAのいいところをうまく使えています。
低域は押し出し強目の締まりがあるタイプ。
中域はBAらしく、ややサラリとした音でわずかに遠いです。
高域はこちらもBAらしく、金属的でキラキラしています。
全体としてはややドンシャリなのですが、極端ではなく無難な仕上がりになっています。
ボーカルもしっかりと聞こえます。
でもやはり、ボーカルメインの曲よりはロックなどに向いている印象です。

続いてES4。
ZS10よりコンパクト
 
こちらはよりドンシャリ寄りです。
音のレベルで言ったらZS10には劣りますが、こちらの方が楽しいと思う人もいるでしょう。
十分に水準を満たしており、音が悪いと思う人は少なそう。
こちらもネットワークがしっかり組み込まれている様子がわかる通り、よく作られています。
DDはグラフェンコートということで、硬質で締まりのある低域が楽しめます。
一方でBAも自社開発とは思えない完成度で、特に不満を感じるところはありません。
弱点は中域でしょうか。
やや低域にマスクされていて、僅かに掠れています。
 
総じて両機ともレベルが高く、KZの明らかな進歩を感じ取ることができます。
 
一方で、KZらしさというか、とんがったチューニングは鳴りを潜め、普通にいい音になってしまったという、嬉しいような悲しいような感覚です。( ̄▽ ̄;)
デザインはようやくパ○リから脱却しつつあり嬉しい限りです。
 買って損はしないと思います。
 
【使用感など】
ZS10はハウジングが恐ろしく大きいですが、以外にもフィット感は悪くはありません。
が、ES4のように耳に収まってる感がないので、ここはES4に軍配。
付属のケーブルはかつてのKZから大幅に進化していて、変えないと使えないというレベルからは脱却しています。
ケーブルはゴムゴムではなく、編み込みに進化。
もちろん音質の変化を求めてリケーブルするのはありでしょう。
その場合、イヤホンの上側の穴が+、下側の穴がーなので、ご参考まで。
 
一方で付属のイヤーピースは相変わらず硬く、使いにくいです。
私は即変更しました。
ZS10をスパイラルドット、ES4をディープマウントにしました。
ZS10は他のZSシリーズと同じく、ステムに引っかかりがないので、イヤーピースを選びます。
一方で、ES4は引っかかりがあり、ほとんどのイヤーピースを問題なく使用できます。
ZS10は引っかかりがない。
ES4は引っかかりがある。
 
以上、ざっくりとしたまとめなので、詳細は他のブログに譲ります。
なんというか、詳細を書く気が起きないくらい「まとも」なんですよね。( ̄▽ ̄;)
でも、明らかにコストパフォーマンスは良いですし、どちらも「興味があるなら買ってみな」と言えるレベルにあります。
中華イヤホンデビューにぜひおひとつどうぞ。(*´꒳`*)
 
加筆修正依頼や聞きたいことがあればツイッターまで。
ではでは。(*´꒳`*)
 

ぽぷりのLeave me alone.

オーディオ歴20年以上のとある販売員が突然始めたブログ。(*´꒳`*)

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