マイナーだけど意外といい‼︎ BEVI2
LYPERTEK BEVI2
見た目とか。
スペック
では簡単にスペックを見ていきます。
周波数特性:20-20kHz
感度:110dB/1mW@1000Hz
インピーダンス:33Ω
ケーブル:iOS/Android対応3ボタンリモコン+マイク搭載/長さ120cm
プラグ:3.5mmプラグ(金メッキ処理)
本体重量:15g
付属品:ハードケース x 1 シリコンイヤーピース ( 4サイズ)、 フォームイヤーピース(3サイズ)
ドライバはKnowles製フルレンジBAx1です。
帯域は20~20kHzと広めです。
フルレンジBAは本当に進化しましたね。
インピーダンスが低すぎず最も駆動しやすい(ピークパワーを持ってきてるアンプが多い)32Ω付近なので、アンプやDAPもあまり選ばないでしょう。
使い勝手とか。
構造がすごい。
硬質ゴムパーツは一体成形になっており、あくまで推測ですが、MMCX端子を構成しつつ内部で筐体側が凹んでおり、そこへBAを固定してBAの防震も兼ねているようです。
つまり先述の滑り止めという役割にしか見えない外観ですが、「滑り止め+BAの固定・防振+MMCX端子」の三刀流のパーツのようなのです。
すごく合理的でとても好感の持てるデザインです。
これらの構造により(0ではないでしょうが)筐体の反射を気にすることがなくなり、筐体を極限まで小さく軽く作れるのです。(しかもメーカーは筐体の剛性が高く不要な振動を抑制と書いているので万全です。)
当然音導管の素材も検討したでしょうし、筐体出口のフィルターも検討したでしょう。
筐体による反射を抑えた分、音導管とフィルターで共振や帯域をコントロールしているわけです。
つまり総合すると
・メイン部の3刀流の設計
・筐体の小型軽量化
・音質の調整
を合理的にやってのけているのです。
つまりメーカーの「Knowles製BAの性能を最大限引き出す」、「限界まで軽量化した筐体設計」と言うのは宣伝文句ではなく本当にやっているのです。U10,000円で。
BAを「音の出口付近にポン付け」みたいな中華あるあるの領域を超えています。
何だこのメーカー。すげーな。
まとめ
あまり有名なメーカーではありませんが非常によく考えてあり、実際音も結構いいです。
ヨドバシカメラでは執筆時点で6,490円(+ポイント10%)で販売されており大変お得です。
1BAにご興味がある方はぜひ一度試聴してみてください。
では今回はここまで。(・ω・)ノシ
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