リケーブルによる変化を測定してみた。
はじめに
こんにちは。ぽぷりです。(*´꒳`*)
今回は休業で暇なので、時間のかかる企画をやってみました。
そう。タイトル通り禁断のリケーブルの測定であります。
みなさん。リケーブルによる音の変化は肯定派ですか?否定派ですか?
このテーマは毎回の如く戦争になる禁断のテーマですね。(´ー`)
ちなみにぽぷりは「まあまあ肯定派」です。
リケーブルで変化は起こることがあるが、「変化」であって必ずしも「改善」ではないというスタンスです。
「高音質リケーブル」なるものは存在しないと思っています。「変化があればいいなー。」くらい。
よって、「さらなる高みを目指したい!」というよりは「この不満点をなんとか解決できないべか?」と消極的リケーブル派です。
何を信じるも自由ですが、安直な宣伝文句には気をつけたいところです。
アップグレードケーブルなるものは見た目や素材の高級化、製造精度など上げたことを謳ったものにすぎません。音質までもがアップグレードされるかは正直言って運だと思ってます
では、以下をご覧くださいませ。
使用機材
- TRI-i3 イヤホンR側
- 付属のケーブル(銅製。メッキなし)
- TRN-T3 リケーブル(純銀製)
- AET-07 Mサイズ
- iPad(スウィープジェネレーター)
- スマートフォン(周波数測定)
- マイク(Sony ECM-SP10) 50-15000Hz
使用機材一覧
測定器について
測定にはSonyのスマートフォン用マイクECM-SP10を改造した「イヤホン測定君1号」(ぽぷり命名)を用いました。
こちらのマイクはそこまで高性能でもないですが、可聴域はある程度カバーできます。
収縮チューブで製作。一般的な外耳道と同程度の長さになってます
奥にマイクが見えます
こちらにAET07のMサイズを付けたTRI-i3を差し込みます。
TRI-i3を選んだのはドライバ構成が複雑だからなにがしかの影響が出やすいだろうと推測してのことです。
測定誤差を極力避けるため、リケーブルの際は測定器とイヤホンの位置がずれないように細心の注意を払っています。
こんな感じで傘が丁度隠れるまで差し込む
測定方法について
測定にはiPadにインストールしてあるスウィープジェネレーター(20Hz-20000Hz)と別のスマホにインストールされている周波数測定アプリを使います。
測定の状況は↓な感じ。
こんな感じで測定する
測定方法は誤差を極力なくすため、スウィープ音源を「5回」流して、その「最大値」をホールドする形で行っています。
ちなみに、20-20000Hz方向→20000Hz-20Hz方向→20-20000Hz→繰り返し…。と測定します。
結果
まずは付属の銅ケーブルから測定しました。
付属のケーブル。見ての通り無メッキ。
測定結果
続いてTRN-T3純銀ケーブルに交換して測定します。
TRN曰く4N純銀製
測定結果
こうして並べてみてもわけわかめなので、画像を合成していきます。
ちなみに上の画像の文字入れもスマホアプリ。この後に出てくる合成画像もスマホアプリです。
便利な時代になったのう。(´ー`)
ではまず重ね合わせから。
赤く表示されているのがデフォルトの銅ケーブル
分かりにくいですが、赤く表示されているのが付属の銅製ケーブルの測定結果です。
なんかものすごくビミョーに違いますね。( ̄▽ ̄;)
続いて差分を見てみます。
二つの画像の差分です。下の白い線は環境音なので無視
うーむ。微妙。(´ー`)
誤差とも変化とも言えそうです。
違うと言えば違うし、違わないと言えば違わない。
少なくとも線材丸ごと変更みたいな大きな変更でも別物になったりはしないことが見て取れますね。
結論
リケーブルによる変化の測定に関するデータ上の結論は…
「違うする気もするし違わない気もする!」
わたしはTwitterなどでも度々口にしていますが、
「理論や科学的知識を基に理解を深めつつ、最後は無視しろ。」(暴論)
という持論を展開しております。_(:3 」∠)_
よく「ちゃぶ台返し」とツッコまれます。( ̄▽ ̄;)
聴いたときに気持ちいいかだけ気にしてれば他のことなんで何でもないさー。
知識を深めつつ感覚を信じる。そんなことを信条にオーディオをやっとります。
騙されない程度の知識を入れつつ、とにかく楽しみましょーってことです。
雑なまとめになりましたが、オーディオって楽しいよね!(*´꒳`*)(雑)
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